LabVIEWクイックスタート

InformationVisitor #9769

複数の計測器を組み合わせたり、測定パラメータを変化させながら手作業で電子計測を行うのは非常に面倒です。人為的誤差が入らないようにするため、LabVIEWを利用して測定を自動化してください。本ページでは、簡単なC-VやI-V測定の実施例によりLabVIEWの使い方を説明しています。LabVIEW(研究用サイトライセンス)は、実験室の計測用ノートPCやPXIシステムにインストールされています。また、デスクトップの VI/samples/ ディレクトリに、本ページの記述例のviファイルが置いてありますので、参考にしてください。

[注意] 計測器は原則として電源投入後に一度初期化を実行して設定をやりなおすか、保存しておいた設定を呼び出してください。前の測定時の設定が残ったままでは、正しい計測はできません。また、前の測定時の設定により、大信号出力に設定された計測器と微小入力(高感度)に設定された計測器を接続した場合、計測器が破損します。スペアナやネットワークアナライザは弱いので注意が必要です。

Contents

  1. 計測器とPCの接続
  2. 計測器ドライバ
  3. LabViewの操作概要
  4. C-V測定の記述
  5. C-V測定の実行
  6. I-V測定の記述
  7. I-V測定の実行
  8. DC特性の測定例
  9. エレクトロメータの測定例
  10. DC消費電流の測定例
  11. Tips
    1. 測定データのファイルへの保存
    2. 測定結果の経過をグラフに表示させるには
    3. フラットシーケンスの使い方
    4. IVIドライバのLabViewへのインポート
    5. LAN接続計測器の制御

Copyright © 2010 Akio Kitagawa, MeRL@Kanazawa Univ. All rights reserved.

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