11.1 製造の外注に必要なデータ

製造を外注する場合は、Gerberデータと製造指示書を業者に送付する。必要なデータと、指示書の作成方法は、各社の説明に従ってください(簡単です)。

11.2 Gerberデータの出力

PCBE ver.0.5以降
某P社に発注する場合は、ver.0.5以降を使用するよう指示が来るが、ver.0.4で設計し、ver.0.5で、Gerberデータ出力してもよい。
  1. PCBEのメニューから、[ファイル]->[ガーバ出力]を選択
  2. レイヤー1, 2, 4, 5, 6, 7 にチェック
  3. 拡張出力がチェックされていることを確認
  4. ガーバ出力設定フォームで[出力]ボタンをクリック

    下記の7ファイルが出力される。

  5. PCBEのメニューから、[ファイル]->[ホール出力]を選択
  6. ホール出力設定フォームで[出力]ボタンをクリック

    下記の2ファイルが出力される。

  7. 指示書の作成へ。

PCBE ver.0.4以前
  1. PCBEのメニューから、[ファイル]->[ガーバデータ出力]を選択
  2. ガーバデータ出力/設定フォームで[設定]ボタンをクリック
  3. レイヤー1, 2, 4, 5, 6, 7 にチェックして、[終了]をクリック
  4. ガーバデータ出力/設定フォームで[出力]をクリック

    下記の7ファイルが出力される。

  5. PCBEのメニューから、[ファイル]->[ホール出力]を選択
  6. ホール出力/設定フォームで[出力]ボタンをクリック

    下記の2ファイルが出力される。

指示書の作成
メーカのフォーマットに従い、指示書を作成する。
某P社の場合は、gout.lstとhout.lstにレイヤーの指定とスルホールの指定を書き込めば指示書となる。

(gout.lstの編集例:部品面/半田面の指定)
ファイル Patan1.GRB
  レイヤー 1 : 半田面パターン1
ファイル Patan2.GRB
  レイヤー 2 : 部品面パターン2
ファイル Silk2.GRB
  レイヤー 4 : 部品面シルク2
ファイル Regst1.GRB
  レイヤー 5 : 半田面レジスト1
ファイル Regst2.GRB
  レイヤー 6 : 部品面レジスト2
ファイル Board.GRB
  レイヤー 7 : 外形

(hout.lstの編集例:スルーホール/単なる孔の指定)
  T26 :φ 0.900 mm   10 個 スルーホール
  T50 :φ 3.200 mm    4 個 ノンスルーホール


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