製造を外注する場合は、Gerberデータと製造指示書を業者に送付する。必要なデータと、指示書の作成方法は、各社の説明に従ってください(簡単です)。
PCBE ver.0.5以降
某P社に発注する場合は、ver.0.5以降を使用するよう指示が来るが、ver.0.4で設計し、ver.0.5で、Gerberデータ出力してもよい。
- PCBEのメニューから、[ファイル]->[ガーバ出力]を選択
- レイヤー1, 2, 4, 5, 6, 7 にチェック
- 拡張出力がチェックされていることを確認
- ガーバ出力設定フォームで[出力]ボタンをクリック
下記の7ファイルが出力される。
- Board.GRB
- gout.lst
- Patan1.GRB
- Patan2.GRB
- Regst1.GRB
- Regst2.GRB
- Silk2.GRB
- PCBEのメニューから、[ファイル]->[ホール出力]を選択
- ホール出力設定フォームで[出力]ボタンをクリック
下記の2ファイルが出力される。
- 指示書の作成へ。
PCBE ver.0.4以前
- PCBEのメニューから、[ファイル]->[ガーバデータ出力]を選択
- ガーバデータ出力/設定フォームで[設定]ボタンをクリック
- レイヤー1, 2, 4, 5, 6, 7 にチェックして、[終了]をクリック
- ガーバデータ出力/設定フォームで[出力]をクリック
下記の7ファイルが出力される。
- Board.GRB
- gout.lst
- Patan1.GRB
- Patan2.GRB
- Regst1.GRB
- Regst2.GRB
- Silk2.GRB
- PCBEのメニューから、[ファイル]->[ホール出力]を選択
- ホール出力/設定フォームで[出力]ボタンをクリック
下記の2ファイルが出力される。
指示書の作成
メーカのフォーマットに従い、指示書を作成する。
某P社の場合は、gout.lstとhout.lstにレイヤーの指定とスルホールの指定を書き込めば指示書となる。
(gout.lstの編集例:部品面/半田面の指定)
ファイル Patan1.GRB
レイヤー 1 : 半田面パターン1
ファイル Patan2.GRB
レイヤー 2 : 部品面パターン2
ファイル Silk2.GRB
レイヤー 4 : 部品面シルク2
ファイル Regst1.GRB
レイヤー 5 : 半田面レジスト1
ファイル Regst2.GRB
レイヤー 6 : 部品面レジスト2
ファイル Board.GRB
レイヤー 7 : 外形
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(hout.lstの編集例:スルーホール/単なる孔の指定)
T26 :φ 0.900 mm 10 個 スルーホール
T50 :φ 3.200 mm 4 個 ノンスルーホール
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