10.1 DRC(設計規則チェック)の手順

PCBEでは、設計したデータが製造可能かどうか調べることが出来ないので、秋田氏のpcbedrcを利用する。秋田氏のWEBページに、P板**社用の設計規則ファイルも用意されているので、利用する製造サービス業者の設計規則に合わせて、設計規則ファイルを編集する(簡単です)。秋田氏のWEBページを見て、cygwinとpcbedrcをインストールする。ここでは、pcbederc と設計規則ファイル pban.rul が、c:\cygwin\home\ユーザ名\pcbedrc\ にインストールされており、PCBEの設計データ rad.pcb が t:\project\ に保存されていると仮定する。

  1. WindowsのスタートメニューからCygwin Bash Shellを起動
  2. cd ~/pcbedrc [RET]
  3. ./pcbedrc.exe t:/project/rad.pcb pban.rul t:/project/rad_drc.pcb [RET]
これで、t:/project/rad_drc.pcbにDRCの結果が出力されているので、PCBEにrad_drc.pcbに読み込んで、エラーを探す。

[ver. 0.50以降] PCBEのファイルメニュー配下にDRCコマンドが用意されている。ただし、検出されるエラーが、パターンの描き方に依存するようなので、当面は、旧pcb形式で保存して、pcbedrcを利用するのがよさそう。正しいDRC機能の使い方が分かったら教えて下さい。


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