5. パターンベクタの作成とテストの実行 |
[重要] Digital Pattern Editorでは、ドライブモード(DUTの入力)と比較モード(DUTの出力)は、ここで入力した論理値によって決定されます。(1, 0)は、ドライブモードの論理値であり、(H, L)は比較モードの論理値です。
論理値の定義
論理値 | 説明 |
---|---|
1 | ドライブ値 = 1(DUTが入力) |
0 | ドライブ値 = 0(DUTが入力) |
H | 期待値 = 1(DUTが出力) |
L | 期待値 = 0(DUTが出力) |
X | 期待値 = Don't care. (DUTの出力を問わない) |
M | Midband = LとHの間 (H/Lの電圧範囲外) |
[参考] 上図の測定例では、立ち上がり時と立下り時に、少し振動が見られますが、ストローブ位置(グラフ中の青い矢印)では、正しい論理値になっています。信号Aには、反射波(段差)が観測されます。回路基板やICのピンが50ohm終端していないためです。