1.3 実習環境と各自専用のデバイスモデルライブラリ作成

1.3.1 実習環境の作成

下記の手順で実習環境を作成する。

作業内容コマンドライン
実習用作業ディレクトリの作成 vlsi00> mkdir ~/islab[RET]
vlsi00> cd ~/islab[RET]
デバイスモデル・ライブラリのコピー vlsi00> cp /home/kitagawa/islab/std2.lib ./[RET]
自分専用のトランジスタモデルを
追加するスクリプトをコピー
vlsi00> cp /home/kitagawa/islab/modlib ./[RET]
実行許可を追加 vlsi00> chmod 744 modlib[RET]

1.3.2 自分専用のライブラリ作成

下記のコマンドにより、デバイスモデルライブラリ ic1.lib が自動生成される。ic1.libファイルに、どのようなデバイスやパラメータが記載されているか、テキストエディタで開いて確認してみよう。ただし、値を変更したりしないように注意すること。各自の名列番号によって半導体デバイスの特性が異なっているので、電子回路シミュレーション結果も一人づつ少し違ってくる。友人とシミュレーション結果を比較する場合には注意すること

vlsi00> ./modlib 名列番号[RET]

[参考] 各人の半導体デバイス特性は、大幅には変更していないので、予想と全然違うシミュレーション結果が出たら、シミュレーションの方法や回路記述が間違っていないか疑った方がよい。


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