FFT (Fast Fourier Transform) |
FFTを実行するとき、以下のように設定するときれいなスペクトラムになります。
引数 | 設定 | 注意点 |
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Stop Time | 10*入力信号周期 | 低周波側が、1/(Stop Time - Time to Start Saving Data)まで表示される |
Time to Start Saving Data | 定常状態になるまでの時間 | 波形が安定していれば0sでよい |
Maximum Timestep | (Stop Time - Time to Start Saving Data)/262144 | 2Nの値で割る。通常は、262144でよい。高周波側が、2N-1まで表示される。Nが大きいとシミュレーション時間が長くなり、Nが小さいとスペクトラムがブロードになる。 |
引数 | 設定 | 注意点 |
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Number of data point samples in Time | TRAN解析で設定した2Nの値 | デフォルトでは、218 = 262144 |
Windows Function | 必要に応じて設定 | 周期の整数倍のシミュレーション時間になっていれば、(none)でよい。波形に不連続が生じる場合は、窓関数を使用するが、シミュレーション時間が周期に対して十分に長くないと、スペクトラム形状が影響を受ける。 |
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