8. ミクストシグナル回路の作成

全体回路を完成させる。ここでは、手抜きをしてテストベンチ兼用にしてしまう。Library Manager のメニューから [File] → [New] → [Cell View...] を選び、下記のように入力してOKボタンをクリックし、全体回路のCellを作成する。

Librarydigi
Celltb_dac
Viewschematic
Typeschematic
Open withSchematic XL
Always use this applicationCheckを入れる

Fig.8.1
全体回路

dco_tri16, lpf2 はすでに作成済みである。その他のCellは、sample_kanazawa ライブラリに予め登録してある。out<15:0>のようにPin名<上位ビット:下位ビット>またはPin名<下位ビット:上位ビット>のPin名が付されている端子は、ビット幅を持っている。このような複数ビットの端子間の配線は、同じ桁のビット同士を接続する必要がある。ビット幅のある太い線で接続を描き、out<15:0>のようなbus配線の形式で配線名を付けておこう[注意]。配線名をつけるために、ツールバーのAdd Wire Name(配線名)ボタンをクリックし、Add Wire Nameフォームで、Names欄に、d<15:0>のようにビット幅を指定する。ツールボックスのWire Nameボタンをクリックし、作成した回路図の保存を忘れないように。tb_dacを保存したら、この回路に対するconfig viewを作成しておく。config viewの作成方法は、「7. アナログモジュールのシミュレーション」の節を参照。

[注意] 但し、Pinに接続されている配線には、Pin名と配線名を一致させるため、自動で配線名が付けられる。手動で配線名を付けなくてよい。

Fig.8.2

各モジュールの機能
Cell名機能
dco_tri16三角波の波形データを出力するディジタル発振器(回路のテスト用)
fifo1616bit FIFOバッファメモリ
cic_ipf3128倍オーバサンプリング補間フィルタ(3段構成)
ddsm2_1616bitディジタル入力2次Δ-凜皀献絅譟璽
lpf22次連続時間LPF

[参考] 本演習の回路例では、1bit幅のΔ-変調出力をアナログLPFに入力するので、1本の配線で接続ができるが、一般的なミクストシグナル回路では、多ビットのディジタル端子と複数本のアナログ端子を接続することが多い。次の図のように、8bitのディジタル回路の出力端子を、アナログ回路のa ~ hの8本の端子に接続したい場合、アナログ回路の入力から引き出した各配線に、d<0>, d<1>, ・・・d<7>の配線名をつけて、太線で接続すると、d<15:0>のLSB → aのように接続される。配線名を付けるためには、ツールバーで、Create Wire Nameボタンをクリックする。

Fig.8.3
ディジタル回路とアナログ回路の接続


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