1. 実習環境の準備

VLSI設計室用に実習環境を作成する。以下、VLSI設計室端末のコマンドプロンプトを vlsi> で表す。

(1) 実習データのコピー

vlsi> mkdir  ~/digi
vlsi> cp  /home/kitagawa/design/lab2014.tar  ~/digi/
vlsi> cd ~/digi
vlsi> tar  xvf  lab2014.tar

(2) CADツール環境の設定

vlsi> cd
vlsi> mv  .cshrc  .cshrc.org2
vlsi> cp  /home/kitagawa/design/ex.cshrc  ~/.cshrc
vlsi> source  ~/.cshrc
vlsi> ln  -s  ~/digi/lab2014/setlic  setlic
vlsi> ln  -s  ~/digi/lab2014  d

以後、~/digi/lab2014/ (~/d にリンクされている) を作業ディレクトリとして使用する。作業ディレクトリに下記のファイルとディレクトリがあることを確認すること。

vlsi> cd  ~/d
vlsi> ls  -la

ファイル, ディレクトリ名内容
libraries設計ライブラリ(※1)を保存しておくためのディレクトリ
setlicCADツール環境設定ファイル
.cdsinit, .cdsenvCadence社のCADツールのカスタマイズ設定ファイル
sample/verilog1 - 5/verilog-HDL記述例の入ったディレクトリ
※1 Cadence社の設計ライブラリ 集積回路工学第1でも使用したが、ここで言うところの設計ライブラリとは、各種の設計データをまとめたものであり、Cadence社のLibrary Managerというツールによって管理を行う。この中のファイル等をUNIXコマンドを使用して操作をすると、CADツールに読み込めなくなる恐れがあるので、注意すること。


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