PSoCファームウエア開発環境 |
Bluetoothモジュールに接続するMCUのファームウエア開発のために、Cypress Semicnductor社のPSoC Designerをインストールします。Windows版しかないので、LinuxやMacの人は仮想化が必要です。
PSoC Designerのインストール
PSoC Designer をインストールします。Programmer も一緒にインストールされます。PSoC Designer は、Cypress社の PSoC (Programmable System on Chip)用の統合開発環境です。PSoC Programmer は、作成したファームウエアをPSoCのプログラムメモリに書き込むために使用します。PSoCは、普通のMCU(マイコン)とは少し違い、電子回路を作るためのマイコンです。かなり万能なLSIで、使い方を覚えると、これだけで、ほとんどの電子回路が作れます。
MiniProgの写真。PSoCを実装した後で書き換えができる。
ICE (In-Circuit Emulator)
スマートフォンには、エミュレータや実機をデバッグツールに接続して動作させる環境があるため、実際のプログラムの動作や変数の変化を追うことが容易です。MCUの場合も、同様にPC上のデバッガと実機を接続してプログラムを動作を解析するICEというものがありますが、これには、特別なインタフェースボードが必要(有料)なので、この実習では使用しませんが、興味のある人は、下記のページやCypress社のICE Cube (CY3215-DK) アプリケーションノートなど参考にしてみてください。
お問い合わせはこちらまで: kitagawa@is.t.kanazawa-u.ac.jp
© Kanazawa Univ., 2013